山本工業の歴史【その1】:技術は現在に至るも伝統工芸:桐箪笥製造・修理

山本工業の歴史:はじめに

1979年(昭和54年8月2日)赤坂プリンスホテルにおいて、家具業界史上最大規模の3000業者が動員され、全国家具業者危機突破決起大会が行われました。

全国各県から選出され、この大会に出席した国会議員は

  • 宮沢喜一
  • 小渕恵三
  • 海部俊樹
  • 大平正芳

など
後に内閣総理大臣になった4人を始め、

  • 相沢英之
  • 藤井裕久
  • 山口淑子
  • 加藤六月

など日本の徴税体系に係わる議員が実に29人の出席を記録したのである。

この決起大会が日本の家具製造業者として納税に関する起爆剤として政治活動に記録されている、
このとき資料を自分で作成・演題に立つ山本工業創業者:山本計男 写真その人である。

なぜこの危機突破決起大会が起きたのであろうか

婚礼家具など高級収納家具を奢侈品と認定・製造工場蔵出し価格に20%の物品税を徴収していたからである。

戦後34年も経過する頃には、国民消費生活は量的な衣・食・住が足りて、質を求める時代になりつつ、住の部分は箱物家具は、家財道具として家の財産として扱われた。
特にお見合い結婚が多く、家と家の婚礼時代であり、衣装箪笥は和ダンス、上置つき整理箪笥の婚礼3点セットが希望の婚礼用品であった。
和箪笥には衣装盆があり絹製の着物を入れたのである。
とはいえ、ここで話題を戦前に戻すと、正装には着物全盛で嫁入り道具として桐箪笥を持たされれば親としての満足できる時代であった。
各地の桐箪笥の産地があり、桐箪笥の供給がされた。
生産は職人制度の手作業であり、その技術は現在に至るも伝統工芸として受け継がれている。

山本工業 株式会社[桐箪笥修理 埼玉]
〒343-0032 埼玉県越谷市袋山2050-3
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【営業時間】9:00~17:00
【定休日】日曜 祝日
0120-204-822

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